COVID-19

  港区独自の新型コロナウイルス感染症対策のご紹介

 

【区民の生命と健康を守る取組】

●PCR検査体制の強化
民間検査機関を活用した検査やみなと保健所内での独自検査のほか、港区医師会との連携によるみなと保健所内での検体採取などにより、PCR検査が必要な人が確実に検査を受け、速やかに結果が得られるよう、実施体制を強化しました。
 
●感染症患者等の搬送体制の強化
感染症患者の命を守るためには、安全・安心かつ迅速に搬送できる体制が必須であり、感染症患者の増加が想定される中、みなと保健所専用の特殊車両と運転手を確保し、必要な時に迅速に搬送できる体制を確保しました。
 
●新型コロナウイルス感染症健康観察システムの導入
自宅療養中の軽症者や濃厚接触者の健康状態の変化に迅速かつ適切に対応するため、自身のスマートフォンやタブレットで体温や健康状態を報告する健康観察システムを開発、導入しました。
 
●こころのサポートダイヤルの開設
新型コロナウイルス感染症の収束が見通せない中、心の不調を訴える区民の増加が懸念されることから、「港区 新型コロナ こころのサポートダイヤル」を開設し、精神保健福祉士や臨床心理士等の専門職による電話相談を行っています。
 
●親が感染した際の子どもの居場所の提供
新型コロナウイルスに両親(ひとり親の場合はその親)が感染し、入院または宿泊施設での療養が必要な場合に、子どもを感染から守るとともに、親が安心して治療に専念できるよう、子どもの居場所として宿泊施設の客室を借上げ、専門の保育事業者が24時間常駐する体制を整備しました。
 
●区内医療機関へのサージカルマスク及び防塵マスクの提供
国内におけるマスクの供給量が不足する中、区内12病院、港区医師会、港区芝歯科医師会・港区麻布赤坂歯科医師会、港区薬剤師会に対しサージカルマスク131,000枚を、区内12病院に防塵マスク30,000枚を提供しました。また、港区医師会等に加盟していない医療機関に対しても1施設50枚を提供しました。
 

【高齢者や障害者の暮らしの支援】

●ひとり暮らし高齢者等の電話相談
外出自粛などで孤立しがちな高齢者の心身のケアは、これまで以上に重要なことから、ふれあい相談員が高齢者宅へ電話をかける電話相談を実施することで、ふれあい相談員による相談支援や見守りを継続しています。
 
●新型コロナウイル感染症対策高齢者買い物支援(6月1日から開始)
新型コロナウイルス感染症の影響により、外出に不安を感じる高齢者を対象に、自宅に居ながら食料品や日用雑貨を調達できるよう、買い物を代行するサービスを実施します。
 
●介護事業所、障害者福祉サービス事業所の家賃助成(6月1日から開始)
新型コロナウイルス感染症の影響により、介護事業所や障害者福祉サービス事業所は、利用者が減少し、事業継続に多大な影響を受けていることから、利用者に安定的にサービス提供できる体制を支援するため、事業所への家賃助成を実施します。
 

【妊産婦の支援】

●妊産婦へのサージカルマスクの提供
国内において慢性的にマスクの供給量が不足している中、感染予防を徹底するとともに、マスク不足の不安を解消し、安心して出産や育児に臨めるよう、妊産婦等にマスクを提供しました。
 

【子どもや教育に関する支援】

●医療的ケアが必要な児童がいる家庭へのマスク等の提供
生命維持のために吸引や人工呼吸器などの医療的ケアが必要な児童の介助を行う保護者は頻回に手指消毒を行っており、医療的ケアの際はマスク着用が必須であることから、区は、医療的ケアが必要な児童のいる家庭に対し、マスクや消毒用アルコールを配布しました。
 
●緊急児童居場所づくり事業
小学校が臨時休業している状況で、学童クラブに登録していない児童の中にも、保護者の就労により自宅で過ごすことが困難な状況があることから、区立小学校の図書室や校庭、体育館を活用した居場所の提供を実施しています。
 
●区立小・中学校における1人1台のタブレット端末の整備(令和2年度中)
臨時休業が続く小・中学校において、ICTを活用して全ての子どもたちの学びを保障する環境を緊急に実現する必要があることから、国が掲げるGIGAスクール構想(児童・生徒に1人1台の学習用PCとネットワーク環境を整備する構想)の実現に向けて4年かけて整備予定であったタブレット端末約11,000台分を令和2年度中に整備します。
 
●予約図書の無料郵送サービスの実施
外出抑制の中、自宅で過ごす方に読書の機会を提供するため、臨時休館開始(3月28日)前に予約した図書の郵送サービスを実施しています。
 

【区内産業の支援】

●区独自の新型コロナ特別融資あっせん
新型コロナウイルス感染症の影響で最近1か月間の売上高が前年同月比で10%以上減少した中小企業を対象に500万円を上限とした無利子融資を実施しています。
 
●テナントオーナー向けテナント賃料支援事業(6月上旬開始予定)
感染防止のため休業要請されている飲食店や、売上が減少している物販店などの賃借人に対して、テナントオーナーが賃料を減額した場合に、減額した賃料の1/2(上限15万円)を最大3か月分助成します。
 
●港区テイクアウト・デリバリー導入商店街店舗応援事業(5月下旬開始予定)
新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い、大幅に売上げが減少している区内商店街の店舗が、新たなサービスとして「テイクアウト」及び「デリバリー」を始める際の初期経費の4/5(上限80万円)を補助します。
 
●コロナに負けるな!ものづくり・商業・観光応援金
新型コロナウイルス感染症により事業への影響を受けている港区商店街連合会及び港区産業団体連合会に加盟する団体、(一社)港区観光協会に対し、活動を維持・継続できるよう支援するため、「ものづくり・商業・観光応援金」を支給します。
 

【雇用や住宅に関する支援】

●緊急雇用対策としての会計年度任用職員の募集(募集済)
新型コロナウイルス感染症に伴う経済・雇用情勢の悪化の影響を受け、企業等から採用内定を取り消された方や会社都合による離職を余儀なくされた方の支援を目的とした緊急雇用対策として、会計年度任用職員(令和3年3月31日までの任用)30人を任用します。
 
●新型コロナウイルス感染症に伴って住宅を失うおそれのある人を対象とした区営住宅の臨時募集(募集済)
新型コロナウイルス感染症拡大の影響による解雇等により住宅の退去を余儀なくされる区民を支援するため、最長1年間を超えない範囲で港区営住宅を提供します。
 

【地域で活動する団体の支援】

●新型コロナウイルス感染症対策町会等関係団体活動応援金
地域社会を担い、区民協働の基盤の役割を果たす区内の町会・自治会などの関係団体に対し、感染拡大防止のため、団体活動で使用するマスクや消毒液等の購入、広報活動などの活動経費等に活用いただく「町会等関係団体活動応援金」を支給します。
 

【海外や他の自治体の支援】

●中華人民共和国へのマスクの提供
湖北省武漢市を中心とした中華人民共和国での新型コロナウイルス感染症の急速な感染拡大を受けて、支援物資としてサージカルマスク5万枚を提供しました(中華人民共和国からは、5月18日に港区に対する支援としてサージカルマスク5万枚の提供を受けました。)。
 
●新型コロナウイルスの感染が確認された御蔵島村へ衛生用品の支援の実施
御蔵島村には、感染症指定医療機関がなく、医療環境にも限りがあり、迅速な感染拡大防止の取組が必要なことから、御蔵島村からの要請を受け、マスク5000枚、消毒液100本、防護服10枚を提供しました。